PIXAR研究所

ピクサーアニメーションをこよなく愛するPIXARオタクによるブログ。

PIXARトリビア カーズ編 前編

 

 

今日のトリビア

 

2006年公開の映画

「カーズ」にまつわるトリビアをいくつか紹介します!

 

 

 

 

1:監督は大の車好き

 本作以外に「トイ・ストーリー」や「モンスターズインク」など手がけた

ジョン・ラセター監督はカーマニア。

 父親がカーディーラーということもあり、車体の光沢、車に映る風景など、かなり細かく指示していたそうです。監督本人も「もっとも個人的な作品」と話しています。

 

2:ドックハドソンこと、「ハドソン・ホーネット」は実車の名前

 

 

 ラジエータースプリングスで診療所(修理工場)を営むドックハドソン。その正体は伝説のレーサーでしたね!

 優勝カップに書かれた名前は「ハドソン・ホーネット」

実は実在する車なんです!!

 

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 劇中のドックは、ピストンカップを1951年から3連覇していることから、

画像のとおり1951年モデルの第1世代の車種と考えられます。

 現在実車は、イプシランティ自動車歴史博物館で見ることができるそうですよ!

 

 

3:DINOCO

 PIXAR映画ではおなじみですが、ダイナコが大々的にスポンサーとして登場しました!!

 トイストーリーでは、ガソリンスタンドとして登場したり、ほかにもチラッと登場する企業ですね。もはやどこに登場するのかを探すことが楽しみになってるところがあります。(笑)

 

 

4:ライトニング・マックイーンのカーナンバー

  本作の主人公、ライトニング・マックイーンのカーナンバーといえば、「95」ですよね!

 しかし、原案段階では「57」という数字が設定されていたようです。

 

 ここからは私の考察なのですが、数字にはそれぞれ、天使からのメッセージが宿っています。これを「エンジェルナンバー」といいます。その中で、57という数字は「その変化は、あなたを聖なる道に導いてくれます」というメッセージが込められています。

 聖なる道とは、いわば成功や幸福への道というように解釈していただいて構いません。

 カーズという映画は、1,2,3、通して変化や成長テーマにしています。

マックイーンの成長や変化までの道のりを加護するという意味で、スタッフはこの数字を設定しようとしたのではないでしょうか。

 

 しかし、実際に採用されたのは「95」制作秘話によると、トイストーリーの公開年が1995年なので、トイストーリーの成功から、願掛けとしてこの数字を設定したと言われています。

 

 

今回はここまで。

 

後編はまた後日投稿します。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。